わんことにゃんこの愛し方




「……理桜。」

ふいに奏が私の名前を呼んだ。

顔を上げると真面目な顔。


「そんなこと考えてたんだ?ひとりで…」


真面目だった奏の顔は、くしゃりと歪んだ。




< 162 / 295 >

この作品をシェア

pagetop