わんことにゃんこの愛し方





――――ガシャンッ!!



キッチンから大きい音が聞こえて反射的にそっちを見たら、

散らばった食器たち。

幸い割れてはないけど…


あ、奏が謙斗に叩かれてる。



顔を上げた奏の視線が私とぱちっと合わさった。


ドキ、胸が高鳴る。


……え?

でも、その視線は反らされた。




< 235 / 295 >

この作品をシェア

pagetop