黒百合の呪い


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リルが帰る準備を始めた時,俺はもう自分の屋敷にむかい歩き始めていた




いつのまにか大切になっていたリル






壮絶な過去をもちながら生き続けているリルは,俺のなかでいなくてはならない存在



だから,俺はリルのためなら何だってする




だから少しは頼って欲しいんだ










『頼むから・・・・』








小さな俺の呟きは誰にも聞えることはなかった















=メアSIDE(END)=
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