7年越しの、願い事【BL】
「だから短冊、飾れないって?」
「……ああ」
俺に送っちゃったし、
内容はアレだし。
それなら無理もないだろう。
納得していると、
手の中から短冊が奪われた。
「どうする気?」
「破いて捨てる」
宣言して、明之はゴミ箱に向かった。
「そこまでしなくていいじゃん!
また大事に仕舞っておくからさ」
そう言っても、彼は聞かずに、
短冊を横にして持ち直した。
……完璧に破る気だ!
どう止めるかなと思っていると、
ふと彼の鞄に目が留まった。
正確には、
そこから出ている紙切れに。