SILVERBOY~俺様彼氏

司んちはそれ程遠くない

タクシーで行こう



ピンポーン
大きな扉の向こうに司がいる
それだけでドキドキする

ガチャ

「入れよ」
上半身裸で怠そうに出てきた司

「また上脱いで…風邪ひいちゃうよ」

でもなんかいつもと違う司
顔色悪いし

「熱あるじゃん!早く寝なきゃ…」

あたしの言葉と裏腹にもう司は熱を出してた


とりあえず中に入ろう

「お邪魔します…」
司に聞こえるか分からない小さく呟いた


< 44 / 100 >

この作品をシェア

pagetop