地味少女の彼氏はイケメンハーフ!?

最初と最後





「あ、そういえば」

「ん、なに?」

「俺がチビの頭撫でた時、嫉妬した?」

「えっ////」



莉緒は勢いよく俺の方を向いた



「妬いてたの?」



もう一度聞くと、別に妬いてないよ、と目を泳がせながら言った


ぷっ………全然説得力ねぇよ

この慌てようじゃあな



「ふぅん……そうか
あの時、なんか熱い視線を感じたんだけどな…?」

「き、気のせいだよっ!!」

「なんだ……俺の気のせいか……
って言うとでも思ったのか?」

「えっ!!」

「嘘バレバレ」

「っ////」



莉緒は顔を真っ赤にして俺を睨んできた


俺は皺が寄っている莉緒の眉間にキスをした



「皺、寄ってる」



莉緒は顔を赤くして、手で眉間を押さえた


あー、マジで可愛い

なんだよこの可愛さ

有り得ねぇだろ




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