夏の名前


それから明らかに不機嫌になったお兄ちゃん二人。


「「……。」」


二人とも無言でお寿司を食べている。


右隣りに和稀にぃちゃん。


左隣りに智稀にぃちゃん。


あぁー!


早く逃げ出したいっっ!!


「で、そいつとはどういう関係なの?」


智稀にぃちゃんは普段は割と無口なんだけど


こういう時にはズバズバ聞いてくる。


「別に、何もないよ?ただの隣の席の男のコのお友達。向こうも私のことは男友達って感じで見てるらしいし!」


これでお兄ちゃんたちも安心するかなー?


って思ったのに。


「「俺たちの可愛い妹を男友達扱いするなんて…なんてヤツだ!!」」


と見事にハモった。


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