宛名のないラブレター
部屋に入って俺はそのマカロンが入った袋を開けた。
やっぱり色とりどりで綺麗だ。
あいつがもし夢を叶えることが出来たら
きっと有名なパティシエになれるだろう
みんなに笑顔を届けてくれる素敵なパティシエに
咲夜はマカロンを一口齧ると、涙を流した。
口に広がる優しい味
こんな美味しい物を食べた事なかった
「ぅ・・・く。」
その時最後に口にしたマカロンは、ちょっぴり塩辛かった
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