大地くんの天気予報
「…シブヤさん…!」
オレとキヨちゃんは、自転車を押しながら公園の中に入ってきて、シブヤさんのそばまで来ると声をかけた。
すでにオレたちの存在に気付いていたシブヤさんは、顔を上げてこちらを睨んでいた。
「…な、何だよ、オマエら…」
「…シブヤさんこそ、ここで何やってんの?…てか、お腹大丈夫?」
「は?…あんなの、嘘に決まってんじゃん」
「うん、だろうとは思ってたけど…」
「……」
淡々と話すオレの後ろで、キヨちゃんは何も言わずに立っていた…。