大地くんの天気予報
「ほら~、見て見てキヨちゃん!いい眺めでしょ~!?ココが、この学校の屋上だよ~ッ!!」
「ホントだ、空気が気持ちいいね」
…陽太郎と、鈴木清風の声だ…。
また、“アイツ”か。
何たってお前は、そう俺の日常の中にやたら現れてくるんだよ…、鈴木清風。
俺は気付かないふりをしようと、そっとそちらに背を向けるように寝返りをうったが、陽太郎の底抜けに明るい声が、容赦なく俺の上から浴びせられてきた。
「あ~ッ、ダイチ!!」
「……」