大地くんの天気予報
「…だから、羨ましいな。佐藤くんと高橋さんみたいに、今でもずっと変わらずにいられるのって…」
「…ずっと変わらずになんて、いられねぇよ」
「…え?」
清風が、首を動かしてこちらを見た。
「…俺とアイツは、小さい頃からいっつもセットみたいに扱われてた。アイツいわく、王子様とお姫様、みたいな…?」
「…佐藤くんが、王子様…?」
ちょっぴり笑いを含んだようなその言葉に、俺が睨むような視線を向けると、清風はパッと真顔に戻って、再び上空に視線を戻した。