大地くんの天気予報
「…ねぇ、ヒカリ」
「ん?」
私は席に着くなり、作業の準備もせずに、机の上のカバンにもたれながら言った。
「…私、なんか苦しい」
「…苦しい?どっか悪いの?」
「そうじゃなくて…、心が」
「……」
ヒカリは、ハァ~っとため息をついて言った。
「…大地くんのこと?」
私は、黙ってコクりとうなずいた。
「…どれ、ヒカリちゃんに、パーッと話してごらん!ユウが今、思ってること…!」
そう言って、ヒカリは私の隣の席に移動してきて、頬杖を付きながら至近距離で私の顔を見つめてきた。