大地くんの天気予報
…もともと色白で、小さい頃からよく女の子と間違えられていた僕は、ごく自然に、女の子の踊りを習い、女の子の衣装を着せられていた。
男の子の踊りも習ったけれど、小さい頃の僕は、きらびやかな女の子の姿になって踊る方が好きだったみたいだ。
自分ではあまりよく覚えていないけれど、母さんがそう言っていた。
そしてそれは、自分でも気付かないうちに、周りにとっては当たり前のことのようになっていた。
いつしか、「女形」としての寿々喜風花を、みんなから求められるようになっていたんだ…。