Second Life 〜セカンド ライフ〜
皐月の兄貴が去ったあと
俺らはなんとも言えない
空気に包まれていた。
確かに離れていったのは
皐月からだったけど
俺らは皐月の口から
本心を聞いた訳じゃない。
あの男の言う通り
本気で守りたいと思ったなら
無理矢理でも側に
置いておけば良かったのか…
『俺ら…皐月のこと
全然理解してなかったのかな…』
『皐月のお兄さんが
あれだけ言うってことは
皐月は相当の傷を抱えてるんだ…
俺らの行動が皐月を
傷つけてたのか?』
『もうわからねぇよ。
とりあえず一回皐月と話してぇ。』