Second Life 〜セカンド ライフ〜

〜藤宮弘毅 side〜








あいつが保健室を去った後
俺達はなんとも言えない
空気に包まれていた。






『皐月大丈夫かな?』





『…どーだろう。』






俺達はあいつのこと
なにも知らない。






『俺らさ…』






『『…ん?』』







『あいつの笑ったとこ
一度も見たことねーな。』









< 98 / 229 >

この作品をシェア

pagetop