そして、今日も好きなんだ




神様は、どうやら僕の願いを叶えてくれたらしい。




僕の胸はチクリと傷んだけど、そんなこと気にしない。




二人が笑い合ってるのを見て、僕は嬉しかったから。








彼女のことは好きだ。

きっと今でも。

諦めるには時間がかかりそうなくらいに。




でも。




こいつは大切な親友だ。

きっとこれからもずっと。

こいつに敵う奴なんかいないくらいに。






だから、二人の幸せが嬉しいんだ。






偽善者かも知れない。


けど、僕の想い以上に

二人の側にいることの方が大切なんだ。




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