先生好きでした
キーンコーンカーンコーン



あーあ…
結局なにも出来なかった…


授業?


そんなの頭に入らなかったよ



今からのことを考えるとね…



「いよいよ渡すんだね~クッキーを…」



ビクッ!!


耳元で囁いたのは
祐希奈だった!


「もう…ビックリするじゃん!!」



「それより…まじ頑張ってよ!!応援してるから」



…祐希奈ぁ

ありがとう!!



やっぱり祐希奈は最高の親友だ!!


「渡せたらまた報告するね!!」


「うん!!待ってるから!じゃっまた月曜日にね~」



「うん!!バイバイ」



こうして祐希奈と別れた私は



先生にクッキーを渡すことだけを考えていた…






数学のことは良いんかい!!




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