椎名的人生





10月の始め。

あたしは退院し、
直哉の家に遊びに
行くことになった。



いきなり部屋に入ったら
押し倒された。


「直哉...!?どうしたの?」

「知恵、俺寂しいよ...もう一人
の夜は嫌だ...お願いだから泊まっていって」



...ああ。
メンタル同士って
こんな事なんだ。
気持ちわかるな

夜は凄く寂しいな、


でも...こんな流れ
嫌だよ。
「...ごめん。直哉
あたし帰るね」


直哉の家を飛び出し、
3ヵ月後くらい

別れた。


性に興味があった。

初めてのチューは
知り合いのおっさんと
した。


女になったら。
もっと世界が広がるかな。


そう思い、友達に頼み
援デレを始めた。


あたしの初めてを
奪った男はヤリ逃げをして

でも、次の男は
とても良い人で

もう、世の中よくわかんなかった。

ただ、あたしは
感じない。

気持ちよくも無い。

なんだ、sexってこんなものか。
そう思った
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