紙飛行機~Another Sky Forever
『Dear 226号室の歌姫ため息なんて吐いて、どうしたの?大丈夫?
From 宇宙のナイト』


「……」


やっぱり、宇宙のナイトはいい人だよ。

「危なくなんて、ないよ…」


そう呟くと、私は返事を書いた。




『Dear 宇宙のナイト
実は昨日、ちょっと入院中の不満を友達に八つ当たりしちゃって…。ケンカにはならなかったんですけど…。なんか、自分が少し嫌になっちゃいました。
From 226号室の歌姫』

窓から投げると、少ししてから返事が返ってきた。
< 23 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop