【完】無愛想彼氏





「はは、じょうだ…」


恥ずかしい。

告白してるようなもんだ。


良いタイミングで、チャイムが鳴る。



あたしはすぐに立ち上がって、トイレへと駆け込む。

とっさに持ってきた、短冊とシャーペン。


あたしは、何も考えずに短冊にシャーペンをはしらせる。











『好きな人に想いが届きますように』










あたしは、静かにそっと…涙を流した。









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