君が好き。

キーンコーンカーンコーン

「後一時間‥」

何で新学期始まって次の日から
6時間なんだよ‥

ふと、窓の外を見ると
一年生が帰っていた。

うわ‥いいな〜

あ‥優美ちゃんじゃね?

やっぱ、可愛い‥

見とれていると、チャイムが
鳴り先生が入ってきた。

あーあ‥一緒に帰れるかと
思ってたのにな〜

俺は、憂鬱な気持ちのまま
授業を受けていた。


やっと授業も終わり、ノロノロと
帰る支度をしていると、

「疾風♪」

光、テンション高い‥

「今日も門の所で待ってよ〜ぜ?」

「は‥1年ならさっき帰ったけど?」

「え‥なんで?」

「知らねーよ‥1年だからじゃね?」

「うわ〜超ショック‥」

俺もだよ‥
「てかさ、毎日待ってたら軽く
ストーカーみたいじゃん‥」

「え〜じゃあどうやって、メアドゲット
するんだよ〜〜」

「それなら‥俺、聞いとこっか?」
明日も同じ時間に行ったらバスで
会えるかもしんないし‥

「じゃあ‥頼む!!」

「任せろ!!」
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