――Special☆Summer――
空は私を抱き締める力を強め、
私に微笑みながら、
『俺は…、
和花がいねぇと、
息ができない。
……和花がいねぇなら、仕事をやってる意味がない。
和花と別れろっていうなら、
…俳優なんか辞めてやるよ。』
そう言い放った。
『そ、空?!!!』
マネージャーさんも焦っている。
『だから、お願いします!!
和花とは付き合わせて下さい!!!!
和花が俺の原動力なんだ!!!!!!』
『空…。』
私、空にこんなに愛されていいのかな。
幸せすぎて、泣いちゃいそうだよ。