[完] スマフォン忍者 HISANO
――じゃあ、瞳美ちゃんも、女のプライドを傷つける悪いやつらの餌食になるの?
そんなの嫌。嫌々嫌々嫌。
あいつらの悪いことに手を貸すもんか。――
ぎゅうっと握り拳を作る。
怒りが、あっ、このままだと危ない。
歯ぎしりが激しい。
「ひっ、寿乃ちゃん。
大丈夫、ねぇ、ねぇ。」
「あっ・・・。ごめん。」
やっといつもの寿乃に戻った。
「ねぇ、どうしてあんなに怒っていたの。」
「あぁ、それは・・・。」
やっぱりショックが大きすぎて、二の句が継げない。