パパ、分かってください
闘技場と、筆記試験の場所に別れている。


ボクは、二人にお礼を言って入り口でお別れした。


同伴者はここから別のルートで闘技場まで行って、そこで待機する。



何年か前、兄さまを見送った時はとてもドキドキした。


今、まさに自分がその身なのかと思うと、何だか変な気分になった。



そうして、不思議と心が軽くなるのを感じた。
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