約束



目を少し潤ませながら美香は男ならコロッといきそうな顔をうちに向ける。





そうゆうのウンザリする―――


毎度毎度、そんな顔してよく飽きないこと…


今まで、いろいろ大目に見てきたけど





もう限界。





あんたは“友達”を暇つぶしに使うのね。





うちは美香を思いっきり睨んだ。






「…ッ……な…何よ…。あ、あんたなんかッ…あんたなんか、どっか行っちゃえばいいじゃん!!あんたのこと本当は友達なんかと思ってないし!!!!!!」







知ってるわよ。
あんたに友達と思われていないことくらい。



それに言われなくたってどっか行きますよーだ。


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