郵便屋さん。
 




実南に偉そうに言っておいて、



「あはは。

…でも―…」




自分のことになれば
躊躇ってばっかりで。




「あたしは綺奈が背中押してくれたから
前に進めたよ?

綺奈も…考えるだけじゃ
何にも変わらない。」





実南の言葉に


涙が出そうになった。





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