*Voice Love*【完】
でも
そんなのを気にしない奏弥くんは
「いや、冷蔵庫とかにいっぱい紙とか貼ってあったし
レシピ本とかあったからざ」
へぇ...
そんなところまで見てたんだ
「まあ好きなのかもね」
暇があったら
その本よく読んでるし
「じゃあ、沙希もお母さんに料理とか教えてもらってるってわけだ」
「まぁ...ぼちぼちね」
ってほとんど家にいる時間は
ゲームしてたんだけどね!!
「へー。じゃあ沙希はいい嫁さんになれるな」
ニコッとはにかんだ笑顔で
また頭撫でられたら
顔赤くなっちゃうじゃんか