SEVEN WINGS

『○日ぶりのこんにちは』

 そして、道に迷って、右往左往しながらも、やっとのことで、着いたのは、昼過ぎのことだった。真夏の太陽でくたくたになりながらも、ノックをする。
「すみませ〜ん。1週間経ったので来ました」
 すると、ドアが開き、誰かが現れた。
「お待ちしておりました」
 そうやって出迎えてくれたのは、多分、この前案内してくれた執事さん?
「こちらへどうぞ」
 そう言われ、大人しく、ついていく。そして、ついていった先には、ウィータさんとティアがいた。
< 89 / 96 >

この作品をシェア

pagetop