王子と秘密の甘い時間。


俺は愛実の頭を撫でた。


「ん……、」


愛実は小さく反応して、またスヤスヤと寝始めた。

俺はその姿に、思わず笑みがこぼれた。





……ぎりぎり間に合ってよかった。


あと少し遅かったら…。









川崎に感謝だな。


俺は1時間程前のことを思い出していた。


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