旅立ちの笑顔
笑顔なき夜
*変わらない心*

―若那―

明るい光がカーテンから透ける。
朝…。
少し憂鬱気味の体を無理矢理起こす。

「…7時03分」

枕元にあった目覚まし時計を見る。

中学を卒業してから
高校入学までの休み。

決して長くはないけれど
このくらいがちょうどいい。

明日からは高校生になる。
期待と不安が入り混じるキモチを
必死に押さえている日々。

高校生になったからには
そこでしか味わえない気分を
味わおう、と決めていた。



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