私と彼の歩く道


優子がア然とした顔で、私に言った。


「うん。かなり、うまいよね?」


郁斗は、絶対にサボると思ってたのに。


それなのに、今日は参加をしていて、そして…、

この活躍!!


さっきから、郁斗ばっかりシュートしてない?


それに、何てキレイに、スリーポイントシュートを決めるんだろう。


「やっぱり、郁斗くんてカッコイイ」


4組の女子からは、そんな声が聞こえてきた。




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