近くに居るのに。

**溢れ出した恋心。




ーーーひよりside


「直也彼女居るんだ」

「うん。幸せそうだった」


かれんと久しぶりに恋ばなが出来た。



かれんとは幼稚園から一緒だから直也のことは知っていた。



「私ね何だかひよりが傷つくのが怖くてさ。会わせたくなかったの」

「かれん…」

「ごめんね!」

「大好き!」

「ひより〜」


かれんに抱き着いた。


こんなにうちのこと考えてくれてたなんて…。





< 111 / 259 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop