近くに居るのに。
「言うなし!黒髪イケるだろ?俺」
俺は自分を指差した。
ちょいナルシストみたいになってしまった。
「真琴は元からイケメンだからな!んで何で?」
ひつこいなしん。
言うしかないか。
「波瑠の言う通りにしてたから。んで、怖い思いさせたから本当の自分に。俺波瑠に動かされていたから」
言った瞬間しんから拳が飛んできた。
「いてぇ!何すんだよ!しん!」
「真琴!お前ひよりに何したんだよ!」
「二年のとき告った。んでチャラいって理由でフラれてさ。ただ女と歩いてたりしてたのはひよりに見てもらいたかっただけだけどな」
俺は微笑んだ。
しんは黙ってごめんと言って俺に手を貸してくれた。