†キミヲ想フ…†
†流れ星†


昔…君と流れ星を見たときに君が言った。
『あの流れ星に何を願うの?』


あの頃のアタシは幼くて…


『おひめさまになりたい!!』

無邪気にいった。


あれから何年も経ち…

またあの日のように君の隣で流れ星を見た。


『あの流れ星に何願った?』

昔と変わらない口調で聞いてきた君。



『秘密!!』


ホントはね?
君の隣にずっと居られますように…ってお願いしたんだ。



幼なじみだからこそ離れたくない。

幼なじみだからこそこの関係を崩したくない。だから願うしか出来ないんだ…


どうか気づかないでいて?

君を幼なじみだと思ってないことに…

私がとても弱虫だと言うことに…

< 22 / 35 >

この作品をシェア

pagetop