先生と天の川。



もう当たりはすっかりと
暗かった。

「お前が正しいって思ったことをすりゃーいいんだよ」

「おう、ありがとな」


俺は正しい答えをしっかりと
言えなかった

ごめんな祐介。


「なぁ武彦?」

「なんだ」

「教師は生徒を好きになっちゃいけないのかな」

「いけないだろうな。普通は。ただお前たちは先生と生徒じゃない。俺はだから付き合っていいと思う」

「ありがとな。栖美玲と1つになった事は確かに先生としては良くなかった。けど、栖美玲をそんな理由で捨てるのはもっと良くないってわかった…

ありがとう武彦」



でも俺とお前は
先生と生徒だな…

教師じゃなかったら

俺は良かったのか?



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