鬼畜御曹司と貧乏お姫様
「雑誌返してよ!」



俺は女を離して雑誌をめくった。


それはバイトばかりが
載ってる雑誌だった。



「お前バイト探してんのか?」


俺は聞いた。


「あんたに関係ないでしょ!」


この女威勢いいな。


「なら俺ん家で働け。」



この時何でこんな事言ったのか分からない。


ただ…素直に側に居てほしいって思ったんだ。



この女は今までの女とは違う気がした。
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