暗闇の中の光
はじめて


♪ピロリロピロリロ…

携帯電話から賑やかな音楽が鳴った。

「だれだろ…」

そういって重いまぶたをあけたのは東野みなみ。

ごく普通の高校生だ。

携帯には かなねえ と表示されていた。

「かなねえだ!!」
かなねえとゆうのは、まあ一言で言えばみなみのいとこ。

ひとりっこのみなみは
いとこで二個上の東野かなをかなねえとよび、したっていた。

ピッ
「もしもしかなねえ??」

「やっほーみなみひさしぶり!元気してた〜?」

電話のむこうから聞こえてくるかなねえの元気な声に喜びをおぼえ、自然とみなみの顔も笑顔になる。

「うん!元気元気っ。今日から高校一年生になるんだ!
期待と不安で胸がいっぱい!」

「んまあ、何があるかわかんないけどみなみのその元気いっぱいさでがんばってちょい」

「かなねえらしいね!ありがとお!」

そうゆうと2人はバイバイをし電話を切った。

「さてと、がんばりますか!」

今日から輝かしい高校生活がまっている…!!
たのしまなくっちゃ!


みなみはそう心の中でいいきかすと、学校にいく支度をはじめた。

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