嘘つきな彼女Ⅱ

「うん。行こう?」



逃げ出してしまわないように、繋いでいる手に力を込める。



この手を離したら、私はたぶん……逃げる。



淳が今、何を思っているのか分からないけれど、応えるように手を握られた。

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