嘘っぱち☆うぇでぃんぐ





留「お前の夢は何?」





未「…夢?」





留「あぁ」





あたしの…夢。





未「あたしが産まれた時から、凄い貧乏だから、いつかはあたしが2人を養えるくらいになって、お父さんとお母さんに仕事をさせないようにしたい」





留「俺の夢は親父の仕事を継いで大切な人と一生をともにしたい」





未「何かカッコいいじゃん」





留「お前の夢を俺が叶える。だから、お前には俺の夢を叶える為に手伝ってほしい」





沈黙





未「あたしの夢を…アンタが叶える?」





男は力強く頷いた。





< 21 / 224 >

この作品をシェア

pagetop