運命



「亮ちゃんバイバイ…」

泣きそうになった私を亮ちゃんは優しく抱きしめてくれた。


「俺、柚姫のこと忘れないから!今までありがとう…大好きだ、柚姫」


亮ちゃん…


「私も忘れない!大好きだよ亮ちゃん!!…幸せになってね」


そして私たちは触れるだけのキスをした―・・・





『山園くん!私と友達になってください!!』

『…まぁ、いいけど』


初めて友達になった日。




『山園くん好きです!付き合ってください』

『…あぁ』


恋人同士になった日。




『亮ちゃん好きだよ!』

『俺も好きだ』


お互いを好きと言いあった日。




亮ちゃんとの思い出がよみがえる

その思い出一つ一つが愛しい


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