君は僕が好きすぎて
~屋上~
「あーーーーーーーーー」

スッキリした…

「うるさいんだけど」

「え?」

「だからうるさいっつってんの」

「ごめんなさい!」

「別に謝ってもらうほどじゃないから」

「…………」

「びびってんの?」

「びびってない」

「そう」

「なんで叫んでたの?」

「いろいろ…」

「そう。言いたくないならいいけど。それより名前」

「名前がなに?」

「俺、君のこと知らないから」

「そっか。」

「それも言いたくない?」

「……一年の桜木美魅」

「一個したか…俺二年の野田龍よろしく」

「うん」

あのあと握手したのちゃん覚えてるよ
おっきい手だった
私は龍の目をみて一目惚れしたよ
綺麗に輝くその目を。

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