あの頃の想い
後ろから追いかけてくる足音。
私は全速力で廊下を走るが、大人の男の足からは逃れられるわけもなく捕まった。

「どうして追いかけてくるの!?」

「それは…」

先生が答えようとしたとき、階段の下から他の生徒が上がってきた。
パッと手を離す先生。

「さようなら、先生」

私は階段を駆け下りた。
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