向日葵の手紙


「それじゃあ、あたしはそろそろ」


「今日はありがとうね!またいつでも遊びに来てちょうだい」


「こちらこそ、ごちそうさまでした」




勉強道具を片付けて、日向んちを出た。






「…葵!」





後ろで日向の声がした。





「ありがとなー!」




…この笑顔は嘘じゃない。



なぜかそう思った。





「…うん!」




日向に手を振った。
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