ロンリーウルフ
「鬱憤、晴らしに行こう」
「はぁ?」
「ええから、出かける準備や」
「意味わかんねーから」
思い立ったが吉日。
あたしはレイヤの荷物も詰め込んで、無理矢理外に連れ出した。
「どこ行くんだよ?」
「決めてない」
「はぁ?」
「とりあえず、どこか遠く」
「遠く?」
「そう。今日は泊まりやで」
あたしの勢いに流されて、やれやれといった様子でついてくるレイヤ。
「お前、ほんとわけわかんねーよ」