素直になれないっ
第二章

照れるツンデレ

  ~凜~

「さぁ、いよいよね・・・」

「ああ、だな」

 今からあたし達は年上として・・・

 会長と副会長として・・・

 とても大事な仕事がある。

 と言ってもこの前東雲達がおこしたもめ事を謝りに行くだけ・・・

 だけどあたし達には大事なの!!

 もめ事をおこした高校がうちの学校と、とても深く関わりを持っているところと発覚。

 もしもこの事を境に関わりが崩れたらたくさんのイベントがなくなっちゃう・・・

 きっと生徒のみんんは悲しむだろうから、失礼のないようにまるくおさめれるように頑張らないと!!

「じゃあ、あの3人を呼びに行ってくるわね」

「ああ、俺は生徒会室で待ってるよ」

「うん」

 と言う訳であの3人を呼びに放送室へGO!


『生徒会からです。 東雲璃斗、石田啓士、山本祐は至急生徒会室に来るよう。以上です』

 よし、あとはあいつらを待つだけね。

 でも、あいつに合わせる顔がないよ・・・

 どうしよう・・・

 ・・・ここはもう平然を装うしかないようね・・・
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