True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
「すごい…」
俺は指先から出ている火に呆気をとられていた

「まぁ、能力って言うのは訓練すれば誰にも手に入れられるものでな…伊達の時空移動のような強力な能力は訓練だけでなく体の代償も必要とするがな」
信長は一吹きし、自分の指先の火を消した。

「じゃあ俺も能力を得られますか?」
俺はワクワクして聞いた

「恐らく出来るんじゃないか?ただ、訓練は死ぬほどきついぞ?」

「はぁ…なるほど…」
簡単にはいかないものだ。

「だが、お前には能力を得る必要があるな。」

「え?」
さっきから俺は驚きの連続だ。

「伊達政宗は何かしら理由があってお前の時代の奴を呼んだんだ。

お前が伊達に捕まって何されても良いのか?」

「いや…」

「なら決まりだな!お前も織田軍の仲間入りだ!」

そう言うと信長は俺を立たせ、ついてくるよう命じた。


なんだか大変なことになったぞ…

そう思ったが内心では少しワクワクしていた。
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