True-History~本当の歴史~(仮タイトル)
着替えを終えた玲と蘭丸は信長の部屋に向かった。

部屋の中には入ると信長が蘭丸たちの方を振り向く

「蘭丸ケガは大丈夫か?」

「はい。あの話って?」
蘭丸は信長の前に座り、あとに続いて玲も腰を下ろした

「昨日お前らが襲われただろう。」
信長の表情は真剣になる

「はい」

「玲を狙ってるってことは時期に伊達達が戦を仕掛けてくるに違いない。」

「なるほど」

「だからな、一ヶ月以内にこの地に全員を集結させる」
信長の顔はきつくなった

「と言うことは…」
玲が唾を飲む

「伊達との決戦の時だ!」


……………………………


「『一ヶ月の間にもっと強くなるよう努力しろ』か…」
武道場に向かう最中、蘭丸は信長の言葉を繰り返していた

「うん」
玲は頑張れる気がしなかった

「玲!!」
蘭丸の声に横を向くと、土下座をしていた

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