誰よりも、あなたに~I NEED YOU~

トリニティ

僕はそろそろトシにもかっつんにも声をかけて

集めなきゃとは思っていた。

なんとなく最近はお互いに会わなかった。

避けていたわけでもなくて美沙紀の件、薫の件もいまいち聞けずにいたし、

相変わらずかっつんは学校休みがちだし、


トシともとってる授業の関係で会ったり会わなかったり


同じ授業でも席遠かったり、

トシが最近やたらと遅刻ぎりぎりだから

近くに座れなかったりだった。



僕は二人にメールを送った。

『今週の日曜日、いつものファミレスで~ドリろうぜ!』

変わりなくいつものテンションで二人に送った。

トシは『良いよ~~~~~』

かっつんは『わかったずら』

二人とも僕が気にしていたのが嘘のように普通のメールが返ってきた。


僕の中でこういう風に気にし過ぎて相手からのメールを開くのが怖い時があった。


日曜日になり、僕は夕方4時くらいにファミレスにきた。
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