ありがとうとごめんね

少しずつの変化 ─紗季

龍と出会ってから、変わった気がした。

いつもよりも笑顔になれた気がした。


─2年生

「あー今日から2年生か」
クラス替えの紙が玄関にたくさん貼られてる。

2年1組・・・あ、龍の名前だ・・。
けどうちの名前はない。
ってなにショック受けてんだょ。

2組・・3組・・・4組・・・5組・・
ない。

あぁー6組か。

・・・・最低だ。
「連と一緒だ・・」

連と一緒か・・嫌だな。連に嫌われてるし、
まぁ、今はどうも思ってないからいいんだけど。

それより龍と端と端のクラスじゃん。。。
ってまた龍の事考えてる。
ダメだな。




─2年生の5月
友達は誰もできない。
それは当然。

だって、こんな不良野郎。
いつも一人。だから他のクラスの友達の所に行ってる。

今日も学校から帰ってPC三昧。

あ、部活は辞めました。ちょっと後悔が残ってる。
″あいつは絶対速くなれる。あいつが居ないとリレー優勝できない″
そんな事言われても辞めた。

とにかく仮想ゲームやりたい。チャットが楽しい。


『やほー』
あ。。龍じゃん

「やほー」

『紗季、6組だったね~俺1組だったわ』

「え?うちのクラス知ってたんだw」

『えwいや、うんw友達だからね知っておかないとw』

「そうだねw」


ごめんなさい・・神様。
自分を甘やかしてばかりの自分でごめんなさい。
うち、恋しちゃったみたいです。
恋は一生しないって決めたのに。

また泣けてきた・・2月ごろ、不良だったころに決めた
一生泣かないって守りも破っちゃった。。


ほんと自分って駄目だなぁ・・・。


< 9 / 24 >

この作品をシェア

pagetop