STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
☆☆☆☆☆
「――上出来。
やっぱ汐音に目をつけて
よかった」
あたしが助手席に乗り
込むと、運転席に座る
那智はサングラスを少し
ずらして上機嫌にそう言った。
「――そんな話はいいから、
さっさと出して」
フォーラム会場前の路上。
待ってた那智の車に、
あたしはたった今
滑り込んだところ。
なのにどうして那智が
こんなことを言うのかって
いえば――那智はここで、
全部聞いてたから。
「外すよ、コレ」
服の衿につけたコサージュ。
_
「――上出来。
やっぱ汐音に目をつけて
よかった」
あたしが助手席に乗り
込むと、運転席に座る
那智はサングラスを少し
ずらして上機嫌にそう言った。
「――そんな話はいいから、
さっさと出して」
フォーラム会場前の路上。
待ってた那智の車に、
あたしはたった今
滑り込んだところ。
なのにどうして那智が
こんなことを言うのかって
いえば――那智はここで、
全部聞いてたから。
「外すよ、コレ」
服の衿につけたコサージュ。
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